荒木優太(編)「在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活」(2019年 明石書店)
カッコいい人がたくさん出てくる。自然科学系の人が少ないけど、そんなことが気にならないくらいどの著者の文章も読ませてくれる。どの道も参考にも見本にもならないけど、勇気を与えてくれるし人生の良質な啓発書となっている。
熊澤さんが理系でただ一人著者に入っている。「趣味からはじめる昆虫学」が編者の目に留まったのかも知れない。
本当にお勧めの1冊。
個人的に一番嬉しかったのは、推薦本の1つに永幡さんの白幡本が出ていたこと。それも昆虫とは全く違う分野の研究者が推薦しているのだから興奮した。