少しずつ読んでいて、やっと読了。科学読み物として、素晴らしいできだし、訳も適切だと思う。出版社が築地書館なのは後で気付いたが、ここの本は良いものが多い印象。
いろいろ考えたことはあるし、勉強にもなった。ぜひいろんな人に読んでもらいたい。
全体を通して、科学的、論理的、客観的に真実を見ようとしており、善悪を二項対立にできるだけしないようにし、いろんな人々の価値観や考えを出来るだけ尊重する。
第９章は纏めの章だが、文章も美しく綺麗に纏めていて心底その通りだと思った。
「絶滅は、人々、国、世界をより貧しいものにすることではないだろうか？私たちはそうだと考える。」
