これ、本当に”とんでもない”甲虫が掲載されていて驚かされる。こんな種の標本見たことなかった、というものがいくつも掲載されている。眼福眼福。カブトムシ、クワガタが全く出てこないところに著者らのこだわりを感じる。Colophonとか絶対載ってるだろう、なんてなめていたら叩かれた気分だ。素晴らしい。
当然ながら、この著者なので同定にも安心できる。セレクションに相当に悩んだに違いない。写真も標本もとにかく美しい。
なるほど、『きらめく甲虫』に続く甲虫第2弾で、第5弾くらいまで続くのだろう。エピソード4くらいになったら、きっと私の専門の鼻くそみたいな仲間も扱ってくれるに違いない。
当然、お勧めの1冊。安いし。