N. Takahashi, T. Kitano, Y. Hatanaka, Y. Nagahata, Y. A. Tshistjakov, M. Hamasaki, H. Moriya, K. Igarashi and K. Umetsu (2018) Three new species of the fairy shrimp Eubranchipus Verill, 1870 (Branchiopoda: Anostraca) from northern Japan and far Eastern Russia. BMC Zoology (2018) 3: 5. https://doi.org/10.1186/s40850-018-0029-2
知床五湖から新種Eubranchipus asanumai n. sp.と山形県鳥海山から新種Eubranchipus hatanakai n. sp.を記載。ロシアからもEubranchipus khankanus n. sp.を記載している。どれもキタホウネンエビに近縁。鳥海山や知床五湖で別種が生息するのだから、いろんな場所の融雪水溜りを調査すれば他にも見つかるかも。夢がある論文。
以前、仕事でキタホウネンエビを調査することになりそうになり、生態などを文献で調べたことがあった。融雪期にできる水溜りにひっそりと発生するなんて、なんと魅力的な生き物なんだろう。残念ながら調査することはなかったのだが、チャンスが有れば見てみたい生き物の１つ。
