M. Kanturski, Y. Lee, J. Choi & S. Lee (2018) DNA barcoding and a precise morphological comparison revealed a cryptic species in the Nippolachnus piri complex (Hemiptera: Aphididae: Lachninae). Scientific Reports, 8:8998. DOI:10.1038/s41598-018-27218-2
COIを見てみると、広域分布種のN. piniに隠蔽種がいるようで、3つのクレードに分かれた。そのうちのgroup Bが正規のナシミドリで、group Aはシノニムとされていたものを復活させている。のこりのクレードは中国のものだが、記載せずぞのまま。寄主植物で分かれているようだ。手元の写真などを見てみたが何だかすっきりしない････
ナシミドリオオアブラムシN. piri Matsumura, 1917 ビワ、ナシ 基準産地：本州・丹波
アズキナシオオアリマキ（和名は原記載から）N. micromeli Shinji, 1924 シャリンバイ、アズキナシ 基準産地：岩手県盛岡市
ナシミドリオオアブラムシかな？ナシより
アズキナシオオアリマキかな？シャリンバイより
