まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

【書評】僕は君たちに武器を配りたい

この前の出張中に読了。
2011年に書かれた本だが、現在読んでもいろいろ勉強になる内容だった。ぜひ学生に読んでもらいたい内容。
いろいろな物や仕事がコモディティ化している世の中で、自分の立ち位置を理解し、セールスポイントを伸ばしていこう、というような内容。意識高い系のむやみやたらの勉強は役にたたなくなるだろう、と看破している。ここ数年の、経済情勢が上向きだとか、求人倍率が1以上だとか、そういったプラスのニュースは、本書を読むと詭弁ではないかと疑わざるをえない。だったらどうすべきかは、本書に具体に書かれていないが、自分を見つめ直し、動くことが重要なのだと思う。
内容とは関係ないが、本文部分が余白などを無視した体裁になっていて、私は気持ち悪かった。ただ、その違和感はインパクトにもなるので、狙いだとすると当たりかも知れない。