まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

カブトムシの角

K. Matsuda, H. Gotoh, Y. Tajika, T. Sushida, H. Aonuma, T. Niimi, M. Akiyama, Y. Inoue & S. Kondo (2017) Complex furrows in a 2D epithelial sheet code the 3D structure of a beetle horn. Scientific Reports, 7: 13939
これ面白い。カブトムシの角が幼虫時期(前蛹)に膜に皺が寄った形で収納されているという。これは松村さんのハムシの長いflagellumを収納しているところと同じようなシステムだ、と思ったけど、松村さんの論文は残念ながら引用されていなかった。
いろんな妄想ができる。一昨年、トゲハムシの棘が蛹の中にどのように収納されているのか興味があり観察したことがあったが(解剖まではしなかった)、それはあまり面白いシステムではないように思ったのですぐに飽きてしまったことを思い出した。