まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

反省

忘れないうちに昆虫学会の大会の反省を書いておこう。
いろいろあったけど、無事に済んだので良かったと思う。でも事務局の仕事の8割がたは小西さんに押し付けてしまった。そのことは、良くなかったと思っている。申し訳なかった。
そもそも、順番を考えると、今回の大会は高知か徳島が受ける番であった。そして今でもそうすべきだったと私は思っている。そういう悶々とした気持ちを持ちつつ引き受けたというのは言い訳にしかならないが、学会の大会を維持していくことに対して、某和文誌の編集委員のことなども重ねつつ考えて、負担が特定のところにかかりつつ無理して維持するシステムは間違っているように思う。もしそうしてでも維持しなければいけないのなら、何らかのインセンティブがあってしかるべきではないだろうか。そういう解決しないことも小西さんにぶつけてしまうこともあった。
自分のやったこととしては、まず会計。要旨などを印刷する契約をしたK社と掛け合って安くする予定であったがダメであった。正直、途中で切ろうかと思ったが、便利なことも多かったので、結局そのまま作業を委託することになった。
懇親会。松山は田舎なので、収容人数を考えると出来る会場が3つしかなかった。その中で一番面白そうな大和屋で実施できたのはとても良かった。実は裏で農業系の学会が行われており、そこも大和屋で懇親会をしたかったらしい。私の方が数週間早く予約をとったので、先を越されたと文句を言われた。シンポジウムが押してしまい温泉に入った後に懇親会という訳にはいかなくなってしまって残念であった。あと、料金を少し抑えるために料理について質より量を、とお願いしたので、そこについては作戦が少し失敗したと思った。
今回の大会を引き受ける前に、1989年に大阪府大で行われた第49回大会で配られたという「もず」という雑誌(?)の存在を知った。大会期間中に毎日1号を発行し渡していたようだが、かなり役立ちそうな情報が掲載されており関西ならではの面白さもある。これを見て、すぐに大会本部からのお役立ち情報等をtwitterを使って流すべきだと思い立ち、twitterのアカウントを作った(いや、小西さんに立ち上げて貰った)。それなりには役立ったかと思うが、セールスが足りなかったかとも思う。加えて、当日の激務の中で更新するのはなかなか大変でもあった。かと言って、twitter専属スタッフとして学生に任せるのも難しいし。新しい試みを行ったことが良かったと思う。

来年は母校の名城大での開催。今から楽しみにしているし、やはり学会大会はお祭り。事務局ではなく、参加するほうが100倍楽しい。