数日前、ある若手研究者から、腰を据えて高めの雑誌に掲載できるような良い研究をした方がいいというアドバイスを貰った。このことは数年前に恩師のHさんからもすでに言われていた。
そうだよな、そうだよな。と、ここ数日はいろいろ考えていた。
やや”高目”の雑誌に投稿していた原稿の査読結果が返ってきた。査読者からは名前を明かしたうえで、もっと昆虫に特化した雑誌に投稿することを強く勧められた。リジェクトとは書いていないものの実質的なリジェクト。褒められているところもあるけど、痛いところを指摘されている。共著者と相談して違うところに投稿しなおすことになるだろう。レベルとしては達していると思うけど、扱っている事象がやや狭いというのは、その通りだろう。その道の第一人者が査読者で好印象のコメントもあったことが救い。
今日から７月。６月の研究時間は５月よりも減って２０時間ほどだった。雑誌２つの編集が忙しかったことが、一番の理由だけど、７月はもっと忙しくなると思う。せめて３０時間は確保したい。
