まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

第11回 チョウ類の保全を考える集い

 チョウや生物多様性の現状と保全に関するイベント、「チョウ類の保全を考える集い」を、今年も下記の要領で開催しますので、ご案内いたします。
 どなたでも参加できますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 2015年2月14〜15日 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都代々木)http://nyc.niye.go.jp/
2/14(土)  会場:研修室311(センター棟3階)
 13:30〜    チョウ類の保全を考える集い 受付開始
 14:00〜14:15  開会 代表理事あいさつ 諸注意
 14:15〜14:45  チョウの民俗学  今井 彰(蝶の民俗館)
 14:45〜17:45  〜チョウ類保全の方向と可能性を考える 〜
 当協会の設立から約10年が経過しました。多くのご協力をいただきながら、全国各地で様々な保全活動を展開してきましたが、地権者への配慮、あるいは希少種の生息情報の扱いなどの事情から、各地域での取り組みを会員の皆様に詳細にご報告することができない場面も多々ありました。時間の経過とともに、一定の対策が進んだ現在、皆様に、これまでの取り組みの詳細をご報告するとともに、現在何が問題になっているのか、今後どのように進めれば可能性があるのかを、集中討議して考える場を企画しました。
 なかでも、自然環境の保全にあたって多くの方が疑問を抱く、「どの状態への復元を目指すのか」、「草原の草刈りはなぜ続けなければならないのか」、「人が手を加えていない高山のお花畑の管理をなぜしなければならないのか」といった課題について、それぞれの現場で悩み続け、考え続けた会員からの話題提供をもとに、今後の展望までを、会員のみなさまと、参加型の議論によって考えていきたいと思います。

話題提供
 ・チョウ類の詳細な保全状況と課題、今後の見通し〜ヒョウモンモドキ、ヒメチャマダラセセリ、チャマダラセセリを例に〜  中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局)ほか
 ・日本の過去の草原環境とは、そしてどの状態への復元を目指すべきか  永幡嘉之(自然写真家)
 ・行政における生物多様性保全はどこまで可能なのか〜絶滅危惧種保全を中心にして〜  三宅悠介(環境省野生生物課希少種保全推進室)
  (16:00〜16:20、休憩)
 18:00〜20:00  懇親会(同会場内のレストラン「カフェフレンズ」) 会費3,000円
 
2/15(日)  会場:研修室310(センター棟3階)
 9:30〜     受付
 9:45〜11:00  チョウ類の状況および保全活動報告 奈良県御所市におけるギフチョウ保全活動 宮平絹枝(大和葛城山の自然を大切にする会)
  民間による地域単位での生物多様性保全の仕組みづくり 三輪芳明(ニホンミツバチ協会)
 11:00〜12:00 外来の新たなチョウ、ムシャクロツバメシジミの駆除とその後 間野隆裕(豊田市矢作川研究所)       
 12:00〜13:00   昼食
 13:00〜13:20  活動報告  保全活動参加体験:ツシマウラボシシジミの飼育繁殖活動  内田秀雄・塩昭夫・田中歌織・永井信・益永葉
 13:20〜14:00  庭のチョウプロジェクトとその紹介と進め方 庭のチョウ類調査に取り組んでみて 井上晴子
 14:00〜15:00  グループワーク
 15:00      閉会

□参加申し込み  参加費:1,000円
 参加ご希望の方は、人数を把握したいため、なるべく事前のお申し込みをお願いします(2月10日締切)。なお、当日参加も受け付けます。また、14日(土)の終了後、18:00頃〜同会場内のレストランにて懇親会を開催します(会費3,000円)。懇親会に参加を希望される方は、必ず2月8日までにお申し込みをお願いいたします。

□会場までの道順
 国立オリンピック記念青少年総合センター:東京都渋谷区代々木神園町3-1
   TEL03-3469-2525

●鉄道利用の場合
小田急線 参宮橋駅下車 徒歩約7分(急行は停車しないため、各駅電車を利用のこと)。
・乗車時間の目安:新宿−参宮橋間は、小田急線で約5分。

●車利用の場合
 都高速4号線 代々木ランプより(三宅坂方面のみ) 約100m、初台ランプより(高井戸方面のみ) 約2km、新宿ランプより(大型バスの場合) 約2km。
 ※駐車場はありますが、駐車料金もかかります(30分150円)ので、できるだけ公共交通機関でお越しください。

□宿泊案内
 会場となる参宮橋近くの新宿駅などには多くのビジネスホテルがあります。参加者ご自身で宿泊のご予約をお願いいたします。