帰国直後に、ライバルが南米の共同研究者と纏めた原稿の査読がZ誌より来ており、今日返した。荒い部分もあるものの纏まったものであった。自分もこの仲間には興味があったので、先を越された、というのも感想。
研究室のS君の修士論文のドラフトも一昨日に受け取る。まだ8割の完成度ということだが、まぁまぁ。しかし荒い部分が目に付くし、何よりシノニムリストが良くない。シノニムリストはその種の歴史を列記しているだけのものであるが、それを見てその種の変遷が分からなければ意味が無い。残念ながらこれはどういうことだろうか、と理解できないところが多かった。シノニムリストがきちんとしていなければ分類の論文としては失格！
