まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

ダルマガムシに興味があると言う貴重な存在のB1の菅谷君と今度M1になる松野君を誘って皿が峰に採集に行く。
皿が峰は、学生の頃に一度行った事があるが、10数年前のことなので全く記憶が無く、どういう道順で行ったのかすら覚えていない。
松山市内から1時間とかからず、風穴の駐車場までたどり着く。
今日は龍神平下で、シコクダルマガムシを狙う。去年の11月に菅谷君が採集したポイントに連れて行ってもらい、ついでに松野君が来年からの修士論文のテーマに考えているヒロバカゲロウの幼虫も採集することも目的。風穴の駐車場に車を置いて、所々雪の残る林道を登る。ニセコルリの産卵マークなどを探しつつ登るが運動不足で少し汗をかく。上の方にはブナも混じる良い林が存在する。
30分ほど登ると林道脇を流れる細流に到着。ここがそのポイント。確かに何か採れそうだ。3人分かれて採集開始。寒い中2時間ほど採集したが、シコクダルマは終了間際に自分が1頭採集したのみ。時期が悪いのか、生息個体数が極端に少ないのか。あとは、ヒロバカゲロウ幼虫3頭、マルハナノミ幼虫少々、ヒゲナガハナノミ幼虫少々、ヒメハバビロドロムシ幼虫1。コバネガ用ジャゴケ、C. brevis、Satoniusなどもつまむ。夕方に用事があったので、駆け足で山を下るが、この時期にしては成果はまぁまぁだろう。市内から近いので、フィールドの1つにしようっと。

帰り道の途中で、重信川でOchthebiusの採集方法を菅谷君に教える。あっさり見つかって、菅谷君も呆れていた。今後、愛媛県内の分布調査してください。